コロナウイルスの第3波が日本でも懸念されている中、投資家の間では法定通貨のリスクヘッジとして資金の流れが大きく変化しています。
その典型例といえるのが仮想通貨への資金流入で、BTC価格は過去最高値を更新しているにも関わらず強気相場を維持しています。
今回は、パンデミックにてより資産運用しやすくなった「為替ヘッジ手法の仕組み」や「初心者から始められる新たな投資対象」などについてお伝えしていきます。
堅調な市場を正しく見定めて適切な資産運用を図るきっかけにしてくださいね♪
もくじ
為替ヘッジとは?わかりやすく解説
為替ヘッジとは「相場の変動による円を含む外貨資産の価値軽減を回避するためのリスクヘッジ方法」のことを指します。
将来的に起こる為替変動のリスクは常に存在している中「為替変動影響を低減させる方法」ということです。
投資資金の為替ヘッジである以上、為替変動の影響100%回避できる保証はありません。
ですが、今回のコロナウイルスによるパンデミックの影響下では「目減りしないようにより安全な資産へと移して資産運用していく必要性は高くなっている」のです。
為替ヘッジでは、一般的に安全と言われている「基軸通貨であるドル」へと逃避したり「金・銀・プラチナなどの貴金属」や「仮想通貨」などへと資金をヘッジ(回避)させながら資産を目減りさせずに増やしていくことを目的としています。
為替ヘッジとは、100%のリスク回避保証はなくとも資金を減らさずに増やすための方法と言えるのです!
ドルヘッジ手法とは?
ドルヘッジ手法とは、外貨建ての資産に投資する際に為替レートの影響を回避するために「現物でのドル買い・円売り」と「先物のドル売り・円買い」を同時に行うリスクヘッジ手法となります。
従来であれば先行き不透明な情勢が高まるとリスク回避の動きとして基軸通貨である基軸通貨のドルへの需要が高まりますが、ヘッジコストが上昇する場合もあります。
ニュースでも取り上げられている通り、近年では基軸通貨であるドルへの逃避需要が危惧され、逃避資金が拡大していますがそれ以上に「貴金属や仮想通貨(暗号通貨)への資金流入」が続いており脚光を浴びています。
為替ヘッジの金利差コストとは?
ヘッジを行うにあたり必要になる為替ヘッジコストとは「外貨の短期金利と日本への短期金利の差額」となります。
為替ヘッジコスト = 外貨の短期金利 ー 日本円の短期金利
または
= 1 ー {(1 + 自国通貨金利 ) ÷ (1 + 外貨金利)}
で求めることが出来ます。
為替ヘッジコストが高くなると利回りは低くなります。逆に、為替ヘッジコストが低いほど高い利回りを享受できることになります。
各通貨の見通しや需給バランスによっては、外貨調達の上乗せ金利が発生して手数料も余分に発生することになります。
為替ヘッジ手法の仕組みを使う必要性とメリット
為替ヘッジ手法を使うメリットとして、上記でも解説していますが「資産を守りながら増やす」ことを目的としているため急落の影響を避けながら資産を増やすことも可能です。
ただし、外貨ではなく「仮想通貨」または「貴金属の銀」がおすすめです。
外貨による為替ヘッジを行う場合には、保有していることで得られるスワップ金利を得ることも出来ます。
FRBによる積極的なドル供給や大規模な金融緩和でドル需給も落ち着きは見せていますが、コロナウイルスの感染拡大への懸念が世界的に残る中スワップ金利は低水準で不安定な動きが見込まれています。
「資金逃避先としてのドル」の魅力も不安定要素が多すぎて需要が低くなっているのです。
世界的なコロナウイルスの感染拡大の影響で再開されている経済も景気回復ペーストしては緩やかな兆しです。
世界的に見ても当面は低金利が維持される見通りである点からも外貨保有での資産増加というのは現実的に難しくなっているのです。
為替ヘッジがもたらす「円高・円安」のメリットデメリット
外貨投資を行う場合には為替相場の変動による基準価額の値動きの影響が及ぼされます。
「為替ヘッジによる円高による損失回避は行えるメリット」と合わせてデメリットも存在し「ヘッジコストが掛かる点や円安の値上がりを享受できない」点も把握しておく必要があります。
投資である以上は、リスク回避でも100%のリスク回避保証は無いということです。
安全資産と言われているドルの不安が拭いきれない中「仮想通貨や貴金属への投資需要は確実に増加している」のです。
仮想通貨というと一部の投資家の間では「投機的商品であり危険性が高い」という認識や「知らないものだから怖い」というイメージもまだまだあります。
それでも時代の流れは止まることはなく、世界中でデジタル法定通貨への移行が暗黙のなかで刻々と進められており日本でもマイナンバーカードの定着化や書面のデジタル化なども進められて言っても過言ではないのです。
有効性の高い為替ヘッジトレードの具体的な3つの方法
ヘッジトレード方法① 先物取引と現物買いの組み合わせ!
どのような通貨で「ヘッジ」するにしても王道のやり方で簡単な方法が「信用取引の先物取引と現物取引のスポット取引で相反するポジションを保有する手法」です。
信用取引の先物取引では「買い」だけではなく「売り」も可能で、将来価格を決めて取引することができ「現物買い」と組み合わせることで「変動の損失を被らない状態」を作ることが可能になります。
上記にも記載しているヘッジコスト(外貨金利ー自国金利)は必要になりますが、相場変動によるリスクを回避が可能になります。
損失を被らない守りのポジションを保有しながら、攻めの1手となるポジションを保有することが大きな勝機を掴むチャンスを捉えるターニングポイントにもなります。
ヘッジトレード方法② 基軸通貨ドルとは違う資産の貴金属やBTC(仮想通貨)へ投資する!
リスクを回避して資産を増やす「ヘッジ」の目的を果たす方法が「純金価格と似通った値動きをしながら将来有望性も高いビットコイン(BTC)や貴金属に資産を移す」です!
貴金属はもちろん仮想通貨の口座開設数が常時増加している昨今、有事の際の逃避先としてビットコインへの感心度は高まりを見せています。
各国の中央銀行によるデジタル法定通貨発行展望からも今後の成長性は高くなっています。
リスクを回避するための「ヘッジ」であるうえ100%リスクなし保証がない以上、将来性を見越した資金逃避先の「ビットコインや貴金属への資産移動」が有効なヘッジ手法にもなり得るのです。
全く別の資産を持つというのは有効なヘッジ手段になり、アルトコインなどの格安コインも併せ持つことで強力なリスクヘッジをすることが可能になります♪
ヘッジトレード方法③ 急落する通貨と相反する通貨を保有するようにしましょう!
外貨等による円ベースでの価格変化を回避するヘッジ手法として有効な手法の一つとして「急落する通貨と相反するHEDGE/USDやBTCDOWN/USDT」などの通貨を保有するようにしましょう!
「HEDGE/USD」や「BTCDOWN/USDT」とは、BTC/USDと相反する値動きの仮想通貨です。
「BTCが値下がり」すると「HEDGE/USDやBTCDOWN/USDT」は上昇し、「BTCが値上がり」すると「HEDGE/USDやBTCDOWN/USDT」は下降します。
下降トレンドの際には「HEDGE/USDやBTCDOWN/USDT」を保有し、上昇トレンドの際に法定通貨やBTCを保有することで常に保有しているだけで資産が増えていく状態を作ることが可能になるのです。
初心者が一番簡単に始められる資産運用の方法でもあり、今後想像もつかないほどの資産形成を図る上での最初の一歩となるやり方となります。
投資はリスクリワードが高いポジションを保有し続けることが大切で、常に勝ち馬に乗るという意味において「常に上昇トレンドの通貨を保有することができるHEDGE/USDやBTCDOWN/USDT」はとても有効な投資方法でもありリスクヘッジにもなるのです!
為替ヘッジに使える仮想通貨取引所 TOP2
【国外】Binance仮想通貨取引所「BTCDOWN/USDT」
取引所名 | バイナンス(Binance) |
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取り扱い通貨数 | 193通貨、取引通貨ペア577種類 |
取引方法 | 現物取引、レバレッジ取引 |
最大レバレッジ | 最大125倍 |
取引手数料 | 0.1% |
サポート | |
日本語対応 | |
IEO通貨取引 | |
ヘッジ通貨 |
【国外】FTX仮想通貨取引所「HEDGE/USD」
名称 | FTX Trading LTD |
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取引の種類 | 現物取引・先物取引・OTC・レバレッジトークン |
仮想通貨の種類 | 94種類 |
通貨ペア | 127通貨ペア |
最大レバレッジ | 101倍 |
取引手数料 | 0.02~0.07%(業界最安値!) |
日本語サイト対応 | |
日本語サポート | |
スマホアプリ | |
ヘッジ通貨 |
為替ヘッジ先の貴金属や株式指数への投資ができる取引業者 TOP3
貴金属・株式指数への投資可能な取引所① XMTrading(エックスエムトレーディング)
取引所名称 | XMTradingu(エックスエムトレーディング) |
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プラットフォーム | MT4・MT5 (Desktop / Web Trader / IOS / Android) |
取引の種類 | レバレッジ取引 |
取り扱い |
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最大レバレッジ倍率 | 888倍 |
通貨ペア |
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追証なし(ゼロカット) | |
入出金方法 | |
キャンペーンボーナス | |
日本語対応 | |
スマホアプリ |
- 約定拒否なし(リクオートなし)約定力100%
- 新規口座開設ボーナス3000円!プレゼントキャンペン中
- 100%入金ボーナス(100,000円入金で100,000円ボーナスプレゼント中)
- 最大ボーナス額5000ドルのボーナスも受けられます
- 季節ボーナスや招待ボーナス独占ボーナスもあり
貴金属・株式指数への投資可能な取引所② Big Boss(ビッグボス)
正式名称 | Prime Point LLC
Bigbossはセントビンセント及びグレナディーン諸島において、インターナショナル・ ビジネス・コーポレーション(IBC)として正式に登録を受けた国際金融サービス提供 企業です。 |
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拠点 | 1/F, First St Vincent Bank Ltd Building James Street Kingstown St. Vincent and the Grenadines |
保有ライセンス | LICENCE NO. :380 LLC 2020 |
口座タイプ | スタンダード口座・プロスプレッド口座 |
口座通貨 | JPY・USD |
通貨ペア数 | 41通貨ペア |
CFD銘柄数 | 8銘柄 |
最小~最大取引量 | 1lot・1,000通貨~制限なし |
取引システム | MT4 (Windows, iPhone, Android) |
最大レバレッジ | 555倍 |
スプレッド | 平均スプレッド
スタンダード口座:1.6Pips 最低スプレッド スタンダード口座:1.2Pips |
入出金方法 | |
日本語対応 | |
マージンコール | 証拠金維持率50%以下 |
ロスカット | 証拠金維持率20%以下 |
注文方法 | 成行・指値・逆指値・IFD・IFO・Tradingstop |
両建て | |
スキャルピング | |
システムトレード |
- わずか1分で取引開始!本人確認無しでの即取引!
- 完全日本語対応の安心感!
- 100%入金ボーナス(100,000円入金で100,000円ボーナスプレゼント中)
- 最大ボーナス額5000ドルのボーナスも受けられます
- 極小スプレッドと多様な入金方法!
貴金属や株式への投資可能な取引所③ FXGT(エフエックスジーティー)
取引所名称 | FXGT
360 Degrees Markets Ltd |
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プラットフォーム | Metatrader 5 Desktop / Web Trader / IOS / Android |
取引の種類 | レバレッジ取引 |
取り扱い |
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最大レバレッジ倍率 | 500倍 |
通貨ペア |
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追証なし(ゼロカット) | |
入出金方法 | |
キャンペーンボーナス | |
日本語対応 | |
スマホアプリ |
為替ヘッジに関するSNSでの口コミ評判
今日はゴールドの投信為替ヘッジ無しを購入
ゴールド好きだから仕方ないね— ほっさ先生@ラムスイート (@rum_sweet) November 18, 2020
ブルームバーグがビットコイン買いを煽っている。
ビットコインは、法定通貨の価値下落をヘッジするための「新たなゴールド」であるという言説。
日本円よりもビットコインのほうが盤石ですな。 https://t.co/Z4NbejnINg— イケハヤ@仮想通貨大好き (@IHayato) November 18, 2020
ビットコインには、今まで仮想通貨に懐疑的だった銀行などからドル下落のヘッジのためにinstitutional flowが来る。加えて、仮想通貨間でのflight to qualityもある(他の通貨がパニクったときにliquidationの関係で一時的にBTCに上昇圧力がかかる)
— Такаhаshi, Riкiyа (@skewplus) November 20, 2020
アルトの暴騰といい、明らかに金銀の投資資金が仮想通貨に流れてますね…
金銀はヘッジ目的なので長期ホールド。
通貨としては金銀円です。
ドルも今は金に対して反発してますが、長期的には弱いかなと。
— 国際派アラフォー弁理士@令和出動 (@globalbenrishi) November 24, 2020
よくあるQ&A
投資信託であっても為替ヘッジがあることで為替変動リスクを回避することができます。ただし為替ヘッジにはコストがかかりマイナス要因もありますので十分確認が必要です。
通常、為替ヘッジありの投資信託は円安外貨高になっても収益を得ることができません。
逆に為替ヘッジなしの投資信託の場合は、為替変動リスクをダイレクトに受け投資対象の外貨の値上がりで円安となれば為替差益が収益となります。
為替時の具体的なやり方は、上記でも解説していますが「為替のスポット取引」と「先物取引」が必要になります。
為替レートの変化による資産価値減少を補完するためにポジションを保つため「先物取引で売り+現物資産を買う」という組み合わせになります。
為替ヘッジを行う際の2日間金利差がコストになる理由は、先物取引が将来の為替レートを現時点で決めて取引する方法だからです。
将来の為替レートで買うため通常為替ヘッジでは数か月程度保有することが多くその間の「為替ヘッジコスト=外貨の短期金利 ー 日本円の短期金利」がコストになるから金利差がコストになります。
まとめ
今回は、コロナウイルスの影響もあり経済不安定の中での為替変動リスクを回避するための「為替ヘッジ手法の仕組みや具体的なやり方からヘッジできる取引所」などについてお伝えしてきました。
これからの時代は賢くお金を守り増やしていくことが必要になる時代です。
昭和平成の名残でもある「銀行貯蓄」だけでは物価上昇が続く昨今、生活は苦しくなる一方です。
ヘッジトレードを取り入れて堅実な資産運用ができる環境を整え、リスクを最小に抑えた資産形成のきっかけにしてください。
いつの時代の勝者にも共通していることが「知識人であり見識に優れた人」です。
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